2010年09月04日
作品139 実録!! ~首領(ドン)去勢の事実~
実録シリーズ第二弾!!
首領(ドン)去勢の事実 第三話
「 破壊活動!! 」
夏が終わる頃、ドンちゃんは家の中での生活から外での生活へと移り変わっていった
やっと、2階の布団で寝る日々に復帰出来た・・・
家の中での生活期間を幼少期と呼ぶならば、
ドンちゃんからすればその幼少期は、充分な程、やりきった感で一杯だったに違いない。
外での生活開始の夜、かなりの覚悟をしていたが寝る時は
恐ろしい程、すんなり、あっさりと寝た
「ドンもカシコなったなぁ」って、一人喜んでいたが、
昼間、そう、誰も家にいない間にアピールは続いていた
ドンちゃんは、
隣の家との隙間で外での生活を始めていた。
「隣との隙間であれば、日陰となりドンちゃんも楽に過ごせるだろう」とキャサリンの配慮あってのことだった!!
そんな冬のある日、
目面しい程の雪が明け方から降った
破壊活動を続けていたドンちゃんが静かだった・・・
そっとその朝、雨戸を開けて見ると
No.139-① 首領・実録Ⅱ-3 BoB Project 2010
真っ白に雪が積もった姿のまま、必死に雪を食おうとしていた
その雪の積もった姿から長時間していたことも解り、ア然!!!
「やっぱり、この子、変ってる・・・」ってキャサリンの一言
このキャサリンの語録は今まで何度聞いただろう。。。
わたくしは、
「しかし、こんなに大人しいならば、毎日雪が降ればいいのに・・・」ってしみじみと思った。
そして、
雪もアッサリと止み、いつもの毎日に戻ったある日、
ついにドンちゃんは爆発したのだ!!
No.139-② 首領・実録Ⅱ-3 BoB Project 2010
それまでも、そばにあるものすべてを破壊してきたドンちゃんが
ついに、クーラーの室外機に”ダイビングヘッドバット!!”
「と、飛べるのだ・・・ お前はメキシカン・レスラーかっ!!」
見事にクーラーをKO
その後、
もう一台の室外機にもダイビングヘッドバットをお見舞いした
お陰でクーラーを買換えエライ出費だった
キャサリンの怒りはやがてピークに差掛っていたが、ドンちゃんのアピールは続けられた・・・
ドンちゃんは何をアピールしているか、まだ誰も解らないまま・・・
----- to be continued ------