2011年02月04日
作品228 キャサリン日記 「ぼけっぱなしスープレックス」

からし & わさび
この間の休日の夕飯は、ラーメン鍋だった

愛の一家が食卓に座った時、
なぜか食卓に、今回用の無い新品のチューブ入りからしがあった

からし好きのわたくしが先日たいらげたので、夕刻買い物に出たキャサリンが
買ってきてくれ、なおし忘れた物だった。
辛い物が苦手、いや、嫌いなプリンスが、

No.228-① BoBLOG BoB Project 2011
「何で、からしが俺の目の前にあんの?
しかも、俺は使うこと無いのにっ!! ほんまに嫌いヨ~


わたくしはその声にイッチョ噛みたくなり、
「『鼻へでも、詰とけっ!!』ってことちゃうかっ!!」と言った

すると、間髪いれずキャサリンはこう言った


「わさびもなっ!!」
「えーっ!! からしとわさび両方、一気に!?」と思うと、
わたくしはプリンスと顔を見合わせた

No.228-② BoBLOG BoB Project 2011
そして、
ア然としたまま、キャサリンに目をやると、

No.228-③ BoBLOG BoB Project 2011
「えっ、何かあった?」とでも言いたそうな顔をして、
何も事が解っていなかった

どうやら、
わたくしのセリフは一切耳に入っていなかったようだっ

2011年01月20日
作品221 キャサリン日記 「ぼけっぱなしスープレックス」

続・修行の道Ⅱ 第五週
ぼけっぱスープレックス・ツープラトン攻撃!!
今回の「修行の道Ⅱ 第五週」には、続編があった

いつもの事ながら、プリンスは出掛ける直前まで動かない!!
この日もそう。
直前になって、やれ、「道着がない、帯は何処?」とバタついていた。
そして、
キャサリンに「はいっ! 道着の上着はココですっ!!」と怒り口調で手渡して貰っていた


No.221-① BoBLOG BoB Project 2011
この光景も、毎度のことで見慣れている

着替え完了との報告を受け、急いで道場に出発した

道場に着き、練習が始まってすぐ
「おいっ、プリンス。お前、紋章のワッペン付いてないゾっ

館長に指摘を受けたっ

「あ~っ!! 付け忘れてきた

「待てっ、プリンス。お前、上着を裏で着てるゾっ


No.221-② BoBLOG 大峯流空手道・和歌山広報部 2011 & BoB Project 2011
しかも、道着を表がえしても、ワッペンは付いていなかった

これぞ、見事な、
キャサリン&プリンス
ツースラトン・ぼけっぱなしスープレックス炸裂

一方、
キャサリンは
「わたしの携帯がどこぞへ行ってもて行方不明やしてっ。いっぺ、鳴らしてョ

わたくしは、携帯に電話して難なくキャサリンの携帯は、見つかった。
そして、5分も経たないうちに、

No.221-③ BoBLOG BoB Project 2011
「あれ、BoB、わたしに電話くれてたんやなっ

ってな具合で、
日々、単独のスープレックスに磨きをかけている

2010年12月11日
作品199 キャサリン日記 「ぼけっぱなしスープレックス」

嬉しい? 誤算!!
ことの始まりは、2学期末テスト(今は、違う呼び方の様ですが・・・)前に実施された
塾のテストが返ってきた頃、
塾のテストがあまりに成績が悪い為、
キャサリンは半ヤケ気味にある提案をプリンスにしたっ

「プリンス、次のテストから1テストに付き、
90点台なら、1,000円
80点台なら、500円あげらっ

ほいで、70点台はプラマイ0
60点台やと、500円もっちょいで


No.199-① BoBLOG BoB Project 2010
すると、プリンスは
「ほな、100点とったらいくらくれんの



「いっ、い、一万円やーヨ!!
100点とれたらな! とれたらやでっ

キャサリンは答えた

そして、期末テストも終わり、
テストが帰って来始めた・・・・
相も変わらない、ちりばった点数が帰ってくる。
キャサリンは、4教科帰って来た時点で途中経過をしてくれる。
「うまいことプラマイ・イーブンじょ。
まぁ、予想通りこんなとこやろナ

と言ってたその夜、

プリンスが数学のテストを持ってきた

どーだっ!! と言わんばかりの
100点満点!!!
すごい!!
わたくしは、100点満点なんて中学1年の初めての英語でとったのみ

以後、記憶にない....

No.199-② BoBLOG BoB Project 2010
その時の
キャサリンの顔は、引きつり笑い

プリンスの顔と言えば、どやっ顔

キャサリンは次回のテストから、このシステムをどう改訂するのやら・・・
2010年10月26日
作品174 キャサリン日記 「ぼけっぱなしスープレックス」

An intense gap ?
先日の日曜日、久々に愛の一家で外食した

しかも、プリンスの同級生のご両親が経営している
ダイニングキッチンと言うジャンルのお店にお邪魔した

しかし、わたくしにはとても場違いな場所で慣れない・・・
こんな時は、
キャサリンにすべておまかせし、オーダーもお願いした

すると、同級生のお母さんがオーダーを聞きに来てくれた


No.174-① BoBLOG BoB Project 2010
キャサリンは
何処から出ているのか解らない様な声で、上品に
オーダーしてくれた

お陰で
とても、美味しく食事を頂き、帰路についた

その車中で、
試験発表期間中であるプリンスが、
試験の事を何か、キャサリンに話していた。
それを、
わたくしは食後のボーッとする時間に入っていた為、まったく聞き流していた

プリンスの「うにゃうにゃうにゃ」と何か言った言葉に

No.174-② BoBLOG BoB Project 2010
「あかんのかえっ!!」って、キャサリンの回答

先ほどのオーダーの時とは、まったく別人の声で
また、ごく自然に吐き捨てた

このギャップには、改めて脅かされた。
しかし、プリンスは慣れている様子で、
そのあと
2人の会話は何事も無く進められていた・・・