2012年02月29日
作品443 大峯流空手道 和歌山広報部 其の48
2012年02月28日
作品442 ドン日記 「ガブッといくろ!!」 2012

2012 GO AT ONE GULP!!
--- 『秋ちゃん時代の崩壊』の巻 ---
今日はなんと、ドンちゃんの誕生日

早いもので、もう7歳になりました




7歳になっても、相変わらずなドンちゃん

そこで、
ここんところの近況をお送りします

しばらく、
この『ガブッといくろ!!』をお送りしていない間に、この近辺では異変が起きている

あの、権力No.1に君臨していた秋ちゃん1号が帝王の座から退いたのだっ

しかも、帝王の座を継承したはずの、秋ちゃん2号の姿も随分と見ていない

秋ちゃん1号の異変は突然であった。。。
ある朝、いつもの様に散歩に出ていると、
路地を出たところで、秋ちゃん1号がおいやんに連れられ散歩しているのに出くわした

すると、

No.442-① [ガブッといくろ!!] BoB Project 2012
秋ちゃん1号はさか毛を立てて、取り乱しながら『うーっ



その姿には、今までの王者の風格はもう無かった。。。 飼い主であるおいやんも焦っていた程だ

それは、
秋ちゃん1号が、ドンちゃんに恐怖を覚え、威嚇してきた。
つまりは、ドンちゃんに今の地位を取られるのでは… と思ったからだろう。。。

No.442-② [ガブッといくろ!!] BoB Project 2012
その姿を見た、ドンちゃんとわたくしは一瞬ア然とした

その後、わたくしは秋ちゃん1号時代が終わったことを痛感し、少し寂しい気分でいたが、
ドンちゃんはと言うと、、、
相変わらず、歳も考えずにヤル気は満マンだが、何も出来ずに空回りし取り乱していたっ

それからは、
秋ちゃん1号と出くわす度に同じ状況が続いている。。。

No.442-③ [ガブッといくろ!!] BoB Project 2012
すれ違った後に、
毎回、同じタイミングであくびして緊張をほぐしている

覇者無き時代、、、
いつまで、つづくやら・・・

2012年02月25日
作品441 優菜・BoBの『やいやい言うナ!』



今週は春もすぐそこまでやってきているかの様にあったかなイメージの週


春を感じながら収録に挑みましたが、先週に引き続き、
なっ、なんと、なんと、
リクエストを頂けていませんでした

このままでは、また、リクエスト難民に戻ってしまいます。リクエストを是非お願いします

そこで、今週もOAで流れる楽曲をお知らせ致します。リクエスト頂戴出来るのであればご参考下さい

**** 2012/02/25OA ****
① Heart and Soul 浜田麻里
② DANCE WITH YOU TUBE
③ ロンリーチャップリン 鈴木聖美 with Rats&Star
④ 限界 LOVERS SHOW-YA
⑤ 泣かないで 舘ひろし
と、
この番組は、80年代の邦楽(演歌を除く)をかけさせて頂いています


よろしく、お願いいたします

皆さまからのお便り、リクエストお待ちしております

第44回の放送は本日、25日土曜日午後1時から


そして、
『やいやい言うナ!』番組での裏話や、メーキング話をお送りしてます

早くも、皆さまから好評頂いています!!
あれは、1年前の4月。
わたくしは一本の電話で呼び出された。
呼び出した相手から聞かされたのは、
この世に、人を不愉快にする生物が存在している事実であった。
その者は、人の姿をして社会に溶け込んでいるつもりになっているそうで、
社会に厄介をかけまくり、しかも許されていると思っている厄介者である。
そこで、結成されたのが、秘密組織 厄介者撲滅班。
彼らは、何名で組織されているかも明かされておらず、普段はそれぞれが
職に付きながら極秘で任務についている。
そして、
彼らの追っている人を不愉快にする生物のコードネームは


わたくしは、厄介者撲滅班 Eradication team Yakkaida 通称E.T.Y.から協力要請され、
ヤッカイダーを誘い込みFM877の番組を持たせてもらうと言ういわゆるおとり捜査のおとり役を4月からしている。
この10ケ月の間で、ヤッカイダーの左手人差し指にしている指輪に見せかけた輪っかに
何かヒミツのカギがあることも分かって来ている。
しかし、ヤッカイダーの振る舞いは相も変わらずにいた。
わたくしの専用車である"バボブ"ことバモスが故障し、2月の頭から入院していた。
右の前のブレーキパットが減ってきていたのと、警告灯系が異常をきたしていたのだ。
そして、
収録日の前日にやっと治って来た。思わぬ中期入院でありながらも、「結構、重傷やったんや・・・」と単に思っていた。
しかし、
収録日を迎えて、事の重大さを思い知ることとなったのだ!!
わたくしが、収録の為にFM局に入る前に、建物の前の自動販売機で缶コーヒーを買おうとしていると、
スーっと人の気配がした。。。
それは、E.T.Y.メンバーである"おにいちゃん"ことイエローグリーンであった!!

No.441 [不愉怪人ヤッカイダー]① (C) BoB Project 2012
そして、イエローグリーンは徐に話始めた。。。
『BoBさん、"バボブ"は無事に治って来たようですネ!!』
『何でっ、知ってんの? 昨日までかかったんヨ~っ。しかし、何で?』
『実は、わたしは"ヤッカイダー胞子"をずっと研究して来ています。
それで、今回、BoBさんが"バボブ"を修理に出してから、「科学処理班」に"バボブ"を回収させ
チョット・オマリー大学の協力の元、E.T.Y.地下研究室で徹底的に検査していました。』
わたくしは、スグには理解出来なかった?
しかし、
チョット・オマリー大学って言うと"ヤッカイダー胞子"を研究する第一人者"カタ・マロニー"博士の居る大学である
ことは、知っていた。
『えっ? まさか、イエローグリーン自身が博士っ? ほいで、E.T.Y.地下研究室って?』と
パニクりながら言うと、
『いかにも、わたしが"カタ・マロニー"自身です。でも、これも秘密ですからネ!
そして、地下研究室はこのFM局の1Fスタジオにあるトイレの入口を併用しています。』
道理で、先週から1Fスタジオを何度も訪れていたカタ・マロニー博士。納得だっ!!
しかし、わたくし共も使うトイレでもあるが、何の変哲もない只のトイレである。。。何と言うカラクリなのか・・・
地下研究所への行き方等は、博士は教えてくれなかった。
そして、
カタ・マロニー博士は今回の検査結果を教えてくれた。
ヤッカイダーは、鼻の穴からいわゆる「ヤッカイダー胞子」を放出しており、それは人類の視力では確認
することは出来ない物質である。
しかしながら、独特の異臭を放ち、ヤッカイダーはそれを隠すべく香水を着けているという。。。
わたくしは左肩が調子悪く、たまに悪くなる程度であったのが、このミッションに参加してからは、
左肩から首へと調子悪いところが広がり、尚且つ、持続している。

No.441 [不愉怪人ヤッカイダー]② (C) BoB Project 2012
そう言えば、去年までずっと、2Fスタジオでの収録であり、
その際は、わたくしの左横にヤッカイダーは座っていた。
結局、約9カ月間わたくしの左肩は「ヤッカイダー胞子」を毎週浴びていたことになるっ!
そして、「ヤッカイダー胞子」を浴びた体でバボブに乗っていた為、わたくしの乗っている右側から
異常事態が発生し、やがてエンジンをも狂わしたとのことである。
ヤッカイダー胞子、、、 むしろこれは既に科学兵器に値するシロものだっ!
ヤッカイダー胞子対策に緊急を要している。頼むぞっ! カタ・マロニー博士っ!!
このミッションはまだまだつづくのである。。。
*******************************************************************************************************************************
この作品はフィクションです。登場する個人・団体・施設名等は架空のものであり、あくまで創作に過ぎません。
しかし、
これをただの作り話と受け取るか、不愉怪人の仕業と捉えるかは貴方に委ねます。
制作/著作 2012 (C)BoB Project
2012年02月23日
作品440 大峯流空手道 和歌山広報部 其の47
2012年02月22日
作品439 WANTED 【Minoshima 003】
2012年02月20日
作品438 笹本六太郎力丸伝 第 九 幕
我、愛の一家にドンちゃんが加わる約10年前まで、
わたくし、BoBの実家には、
母親がシェパード、父親は和犬の不倫の子
四代目・愛犬が居た
その名を『笹本六太郎力丸』。通称"ロク"と呼ばれていた。
この"ロク"がもたらした、ちょっと不思議な話を
数回に渡り、月1~2回ペースでお送りしてまいります。
題して、


第 九 幕

おかんとの突然の別れから、わたくしとロクの新生活が始まった
おとんは居るに居たが、殆ど家にはおらず、
実姉である"デラックス"は京都に下宿したので、大半は、わたくしとロクでの生活となった。。。
あんなに、おかんの言うことだけを聴いてきたロクだったが、
もう、わたくし以外に誰もいないと思ったのか、ここからの生活では良く言うことを聴いてくれた
と言うより、
何か、こうなることを想定しロクをおかんは抜擢し、基礎訓練を仕込んでいた様な気がした。。。
さあ、
こうなるとわたくしのロクへの訓練はエスカレートして行った
まずは、
定番の"待て"

No.438 『笹本六太郎力丸伝・第八幕』-① BoB Project 2012
ゴハン時に、わたくしの『待てっ』の合図で待つロクっ
流石は、おかん仕込みっ
ヨダレを大量に垂らすが、ずっと待っている
わたくしの「よしっ!!」の合図をひたすら待っている。
そこで、
定番の3連発っ!!
『よし、いくぞーっ』 『よし子さーんっ』 『よしって言うまで待てよ~っ』
初日は、3回とも引っかかっていたロクだったが、
2日目からは、3連発を言う度にピクっと動くだけになり、
3日目からは、ピクリともしなくなった。。。。 おもろない
これで、「待て」は完璧っ
時には、「よし」を言うのを忘れていたことがあり、1時間程待ったままのことがあった
しかし、
ロクはのみ込みが良かった
「お手」は、
普通、「お手っ」と言いながら右前足を出すように、こちらも手を差し出す。
そこで、
わたくしはまず、
「お手っ」と言いながら、手を差し出さずに「エアーお手」をする様にした。
ロクは、意図も簡単に、「お手」と言うだけで右前足を上げる様になった
次に、
少し離れたところからでも、右前足を上げる様にし
その上で「お手」と言う指示する言葉を変えた

『~欲しい子は手を上げろよ!!』
すると、
これもスグに成功し、
その後は、『~』の部分に何を入れても反応する様になり
『いらんっ!!』と思った時には前足を上げない自己主張もしたのだっ
「こいつは、スゴイっ!! てってっ天才やっ
」と
わたくしはめちゃくちゃ喜んでいた
No.438 『笹本六太郎力丸伝・第八幕』-② BoB Project 2012
そんなロクは、
腹がいっぱいでいらないと思っても、大好物であれば
得意の右前足を上げ、「欲しい」と申告し、とりあえず受取る。
そして、後で喰う為にそれを裏庭に埋める行動をした
しかも、埋めるのはわたくしが見ていないことを確認してからだった。。。
そして、埋め終わると
口の周りと前足に土を着けて、定位置に戻ってくる
バレていないと思っているかの様で、必ずスマして座っていたが、
口の周りに着いた土がやけに間抜けていた
わたくしは、根っからのイケズなのだっ
こんな時には、
スコップを持って
『さぁ、ウマいもんは、何処へ埋めたンや~っ?』と
言いながら、裏庭に出て行く
すると、

No.438 『笹本六太郎力丸伝・第八幕』-③ BoB Project 2012
慌てて、走って行き、『ウ~っ』と言いながら「ココですよ」と埋めた場所を案内してくれた
『アホっ!! 喰わんのやったら、今欲しがるなっ
』と言っては
掘り起こしていたわたくしであった。
そんなこんな生活が、約10年続いたのだ。。。
------ つ づ く ------
わたくし、BoBの実家には、
母親がシェパード、父親は和犬の不倫の子
四代目・愛犬が居た

その名を『笹本六太郎力丸』。通称"ロク"と呼ばれていた。
この"ロク"がもたらした、ちょっと不思議な話を
数回に渡り、月1~2回ペースでお送りしてまいります。
題して、


第 九 幕

おかんとの突然の別れから、わたくしとロクの新生活が始まった

おとんは居るに居たが、殆ど家にはおらず、
実姉である"デラックス"は京都に下宿したので、大半は、わたくしとロクでの生活となった。。。
あんなに、おかんの言うことだけを聴いてきたロクだったが、
もう、わたくし以外に誰もいないと思ったのか、ここからの生活では良く言うことを聴いてくれた

と言うより、
何か、こうなることを想定しロクをおかんは抜擢し、基礎訓練を仕込んでいた様な気がした。。。
さあ、
こうなるとわたくしのロクへの訓練はエスカレートして行った

まずは、
定番の"待て"


No.438 『笹本六太郎力丸伝・第八幕』-① BoB Project 2012
ゴハン時に、わたくしの『待てっ』の合図で待つロクっ

流石は、おかん仕込みっ


わたくしの「よしっ!!」の合図をひたすら待っている。
そこで、
定番の3連発っ!!
『よし、いくぞーっ』 『よし子さーんっ』 『よしって言うまで待てよ~っ』
初日は、3回とも引っかかっていたロクだったが、
2日目からは、3連発を言う度にピクっと動くだけになり、
3日目からは、ピクリともしなくなった。。。。 おもろない

これで、「待て」は完璧っ

時には、「よし」を言うのを忘れていたことがあり、1時間程待ったままのことがあった

しかし、
ロクはのみ込みが良かった

「お手」は、
普通、「お手っ」と言いながら右前足を出すように、こちらも手を差し出す。
そこで、
わたくしはまず、
「お手っ」と言いながら、手を差し出さずに「エアーお手」をする様にした。
ロクは、意図も簡単に、「お手」と言うだけで右前足を上げる様になった

次に、
少し離れたところからでも、右前足を上げる様にし
その上で「お手」と言う指示する言葉を変えた


『~欲しい子は手を上げろよ!!』
すると、
これもスグに成功し、
その後は、『~』の部分に何を入れても反応する様になり
『いらんっ!!』と思った時には前足を上げない自己主張もしたのだっ

「こいつは、スゴイっ!! てってっ天才やっ

わたくしはめちゃくちゃ喜んでいた

No.438 『笹本六太郎力丸伝・第八幕』-② BoB Project 2012
そんなロクは、
腹がいっぱいでいらないと思っても、大好物であれば
得意の右前足を上げ、「欲しい」と申告し、とりあえず受取る。
そして、後で喰う為にそれを裏庭に埋める行動をした

しかも、埋めるのはわたくしが見ていないことを確認してからだった。。。
そして、埋め終わると
口の周りと前足に土を着けて、定位置に戻ってくる

バレていないと思っているかの様で、必ずスマして座っていたが、
口の周りに着いた土がやけに間抜けていた

わたくしは、根っからのイケズなのだっ

こんな時には、
スコップを持って
『さぁ、ウマいもんは、何処へ埋めたンや~っ?』と
言いながら、裏庭に出て行く

すると、

No.438 『笹本六太郎力丸伝・第八幕』-③ BoB Project 2012
慌てて、走って行き、『ウ~っ』と言いながら「ココですよ」と埋めた場所を案内してくれた

『アホっ!! 喰わんのやったら、今欲しがるなっ

掘り起こしていたわたくしであった。
そんなこんな生活が、約10年続いたのだ。。。
------ つ づ く ------
2012年02月18日
作品437 優菜・BoBの『やいやい言うナ!』



今週は、また、寒さ



防寒対策もバッチり


と、思っていると、ついに、
リクエストが今週で途切れてしまいました

このままでは、また、リクエスト難民に戻ってしまいます。リクエストを是非お願いします

そこで、今週もOAで流れる楽曲をお知らせ致します。リクエスト頂戴出来るのであればご参考下さい

**** 2012/02/18OA ****
① ヴィーナス 長山洋子
② 想い出がいっぱい H2O【リクエスト】
③ あまく危険な香り 山下達郎
④ いっそセレナーデ 井上陽水
⑤ Sing a Song 松山千春
と、
この番組は、80年代の邦楽(演歌を除く)をかけさせて頂いています


よろしく、お願いいたします

皆さまからのお便り、リクエストお待ちしております

第43回の放送は本日、18日土曜日午後1時から


そして、
『やいやい言うナ!』番組での裏話や、メーキング話をお送りしてます

早くも、皆さまから好評頂いています!!
あれは、1年前の4月。
わたくしは一本の電話で呼び出された。
呼び出した相手から聞かされたのは、
この世に、人を不愉快にする生物が存在している事実であった。
その者は、人の姿をして社会に溶け込んでいるつもりになっているそうで、
社会に厄介をかけまくり、しかも許されていると思っている厄介者である。
そこで、結成されたのが、秘密組織 厄介者撲滅班。
彼らは、何名で組織されているかも明かされておらず、普段はそれぞれが
職に付きながら極秘で任務についている。
そして、
彼らの追っている人を不愉快にする生物のコードネームは


わたくしは、厄介者撲滅班 Eradication team Yakkaida 通称E.T.Y..から協力要請され、
ヤッカイダーを誘い込みFM877の番組を持たせてもらうと言ういわゆるおとり捜査のおとり役を4月からしている。
この10ケ月の間で、ヤッカイダーの左手人差し指にしている指輪に見せかけた輪っかに
何かヒミツのカギがあることも分かって来ている。
しかし、ヤッカイダーの振る舞いは相も変わらずにいた。
毎日、定期的ニュースがE.T.Y.からメールで、わたくしの携帯に流れてくる。
その情報をチェックすることが、もう癖になっているわたくしである。。。
そんな、今週の月曜日の朝、
情報をチェックしていると、
「マリーナ近辺に未確認生物出没?! 寒さが増すと出没。
クマ? 山男? 不明。
目撃情報によると、人間の子供ほどの大きさ。しかし、やたら顔と思われる部分が大きい。
全身体毛。、霧の日に出没すること多し。二足歩行。」との情報に目が止まった。。。
う~ん・・・ヤッカイダーが何か生物を飼い飽きて野放しにしたではないだろか・・
と気になっていた。
そして、
その後、その未確認生物は出没しないまま収録日を迎えた。
相変わらずの調子で収録を進めていると、
スタジオの外のディレクターに耳打ちしている人影が目に入った。
FMのスタッフ、Aちゃんだった。
Aちゃんは、外の用事から社に戻ってすぐなのか、ディレクターに許可を貰ってから、
身振り、手振りを大きくして、あいさつしてくれた。

口では『おーいっ!! こんにちはっ。』と言いながら
スタジオのヤッカイダーに向かい手を振っている様子であった。
しかし、わたくしはその身振り、手振りを見てハッと気が付いたのだ。
E.T.Y.式の手旗信号ではないか。
しかも、『未確認生物、FM局近辺で目撃!!』との内容だった。
「何っ!! この近辺で?!」と同時に
「なぜ、この手旗信号をAちゃんが知っているのか? AちゃんもE.T.Y.のメンバーなのか?」と思い
スタジオの外にいるAちゃんを見るともう、姿はなかった。
No.437 [不愉怪人ヤッカイダー]① (C) BoB Project 2012
しかし、ヤッカイダーに今の手旗信号がバレてはいないかと思ったが
『ほんまに、Aちゃんはカワイイ子やワなぁ~』と相変わらずの上から目線で言って
自分を慕ってくれていると勘違いしている始末の取り越し苦労ですんだ。
そして、収録終わり、
ヤッカイダーは外にある喫煙所に出かけた。
わたくしは、そのスキを見て、E.T.Y.メンバーであるディレクター・"ダンディー"男・竜司に耳打ちし、
『どういうこっちゃ? 未確認生物はどこにおるん? ほいで、Aちゃんは何ものや?』と立て続けに問いまくった。
すると、"ダンディー"男・竜司はこう言った。
『未確認生物は、今建物の外に行けばわかるぜ。
そして、
Aちゃんは、只のFMスタッフさ。今回情報を提供してくれただけなのさ。』
わたくしは、慌てて建物の外に出ようと1Fへ降りた。
そして、
建物の入り口に近づくと、そのガラス越しの向こう側に、情報のままの未確認生物の姿を見たっ!!

No.437 [不愉怪人ヤッカイダー]② (C) BoB Project 2012
それは、全くサイズのあわない誰かが着ていた感満載な、お越し毛の上着を着て
タバコを吸っているヤッカイダーであった。。。
そう、寒い日にこの格好でタバコを吸いながら徘徊していたヤッカイダー本人が未確認生物だったのだ。
しかし、Aちゃん。。。謎を残したままである。。。
こうして、今回以上の厄介事は、未然に防がれた。
しかし、
このミッションはまだまだつづくのである。。。
*******************************************************************************************************************************
この作品はフィクションです。登場する個人・団体・施設名等は架空のものであり、あくまで創作に過ぎません。
しかし、
これをただの作り話と受け取るか、不愉怪人の仕業と捉えるかは貴方に委ねます。
制作/著作 2012 (C)BoB Project
2012年02月14日
作品436 大峯流空手道 和歌山広報部 其の46
2012年02月12日
作品435 キャサリン日記 「ぼけっぱなしスープレックス」

夜明け前のスープレックス!!
先日、
わたくしが飲み会

ここ最近は夜中に何度か便所に行く・・・歳やろか

その日も冷え、ましてや飲み会明けの夜

布団に入っても1時間ほどで便所へ行く始末だった

わたくしが帰宅した時から、同じ部屋の入口側で寝ているキャサリンの横を
起こさない様、そーっと通り抜け、寝床に入る。
この作業を結局、1時間ごとにしていたのだ

そして、
夜明け前のAM5:00すぎ、
『おい、おい、言うてる間に起きやナあかんやんか・・・』と思いながら、
この夜、最後の便所に行った


No.435-①「ぼけっぱなしスープレックス」 BoB Project 2012
用足しを終え、あともう少し寝ようと、それまでと同じくして
キャサリンの横をすり抜け、
寝床に着くとすぐに、
ガバッとキャサリンが布団をめくり上げ、

No.435-②「ぼけっぱなしスープレックス」 BoB Project 2012
『えーっ?! もう、こんな時間やんかっ

こんな時間まで何してたんよっ?』と怒りもて言い放った

それは、
まるで寝床に入ってはいたものの
わたくしの帰りを気にして寝てない感さえ醸し出しながらだった


わたくしは、
『何べんも通ってんのに、何で今やねんっ

『しょんべんですけど


夜明け前のスープレックスの効き目は凄い

結局
この日は、一日眠かった・・・

No.435-③「ぼけっぱなしスープレックス」 BoB Project 2012
2012年02月11日
作品434 優菜・BoBの『やいやい言うナ!』



今週は、収録中にヤッカイダーが決定した"バレンタイン特集"


そして、曲は、ヤッカイダーに送る"メッセージ特集"


と、いつもながら、とてもチグハグな内容でお送りします

今年に入り、お陰さまでリクエストをコンスタント頂戴出来、大変喜んでいます

そこで、今週からOAで流れる楽曲をお知らせ致します。リクエスト頂戴出来るのであればご参考下さい

**** 2012/02/11OA ****
① Wake Up 財津和夫
② TEKU TEKU 明石家さんま 【リクエスト】
③ ダンスはうまく踊れない 高樹 澪
④ いけないルージュマジック 忌野清志郎+坂本龍一
⑤ ねじれたハートで 来生たかお・桃井かおり
と、
この番組は、80年代の邦楽(演歌を除く)をかけさせて頂いています


よろしく、お願いいたします

皆さまからのお便り、リクエストお待ちしております

第42回の放送は本日、11日土曜日午後1時から


そして、
『やいやい言うナ!』番組での裏話や、メーキング話をお送りしてます

先週からお送りし好評頂いています!!
あれは、1年前の4月。
わたくしは一本の電話で呼び出された。
呼び出した相手から聞かされたのは、
この世に、人を不愉快にする生物が存在している事実であった。
その者は、人の姿をして社会に溶け込んでいるつもりになっているそうで、
社会に厄介をかけまくり、しかも許されていると思っている厄介者である。
そこで、結成されたのが、秘密組織 厄介者撲滅班。
彼らは、何名で組織されているかも明かされておらず、普段はそれぞれが
職に付きながら極秘で任務についている。
そして、
彼らの追っている人を不愉快にする生物のコードネームは


わたくしは、厄介者撲滅班 Eradication team Yakkaida 通称E.T.Y.から協力要請され、
ヤッカイダーを誘い込みFM877の番組を持たせてもらうと言ういわゆるおとり捜査のおとり役を4月からしている。
この10ケ月の間で、ヤッカイダーの左手人差し指にしている指輪に見せかけた輪っかに
何かヒミツのカギがあることも分かって来ている。
しかし、ヤッカイダーの振る舞いは相も変わらずにいた。
今週の火曜、秘密情報が流れて来た。
勿論、送り主はE.T.Y.。それも科学処理班からのものであった。
なんでも、
「ヤッカイダーは、このバレンタインデーを利用しチョコ型ヤッカイダー胞子兵器をばらまく。」との情報である。
その上、チョコ型胞子兵器を入手し抗体を制作中であるとのことだった。
それで、科学処理班なのである。しかし、E.T.Y.・・・すごい組織だ。
連絡はあれど何処に誰がいるのか一切分からない。
「今、暫くはチョコ型胞子兵器を口にするのを控える様に!」との忠告付きであった。
しかし、今回の収録は木曜日。それまで、抗体は出来るのかと不安を抱いていたわたくしであった。。。
そして、迎えた収録日である木曜日。
まだ、抗体完成の連絡はないまま。。。
ヤッカイダーはスタジオに到着するとすぐにチョコ型胞子兵器のバラマキを開始した。
E.T.Y.の情報では、
胞子兵器は6個ずつビニール袋に詰めているチョコの1つだけに混入されているとのこと。
手渡された、チョコ型胞子兵器は情報通りであった。

No.434 [不愉怪人ヤッカイダー]① (C) BoB Project 2012
わたくしは
『こんな1個10円のチョコいらんョ!!
一人頭60円やいしょ。流石に銭かけやんの~っ!!』と言いながら
時間を稼ぐが、スグサマ食べろ食べろとやいやい言って
ロシアン・ルーレットをさせて喜ぶヤッカイダーがそこに居た!!
そうなのだ、6個中、1個だけにしているのは、ロシアン・ルーレットも楽しめる様に細工していたのである。
『何と、厄介な奴っ!! しかし、どうしよう・・・ 抗体はまだかっ?!』と戸惑っていた。
すると、

2階に居た、ディレクターおにいちゃんこと山Dが
わたくしの元に来て、
『科学処理班のイエローグリーンです。
BoBさん、抗体も完成しました。
混入されているのは左から2つ目です。』と
耳打ちしてくれた。
なんと、山DもE.T.Y.のメンバーであったのだ!!
その後、悟られない様に
徹夜続きで疲れきった体に鞭を打ちながらヤッカイダーに話しかけ、
また、通常職務に戻るイエローグリーンであった。
No.434 [不愉怪人ヤッカイダー]② (C) BoB Project 2012
こうして、今回以上の厄介事は、未然に防がれた。
しかし、
このミッションはまだまだつづくのである。。。
*******************************************************************************************************************************
この作品はフィクションです。登場する個人・団体・施設名等は架空のものであり、あくまで創作に過ぎません。
しかし、
これをただの作り話と受け取るか、不愉怪人の仕業と捉えるかは貴方に委ねます。
制作/著作 2012 (C)BoB Project
2012年02月09日
作品433 WANTED 【Minoshima 001】
2012年02月08日
作品432 WANTED 【Minoshima 000】
2012年02月07日
作品431 大峯流空手道 和歌山広報部 其の45
2012年02月04日
作品430 優菜・BoBの『やいやい言うナ!』



早いもので、もう今年も1カ月経ちました


今年に入り、お陰さまでリクエストをコンスタント頂戴出来、大変喜んでいます

今週は、折角頂戴したリクエストのお一人様分が、80年代の楽曲で無くおかけすることができませんでした

折角頂いたのに、本当にすみません

この番組は、80年代の邦楽(演歌を除く)をかけさせて頂いています


よろしく、お願いいたします

皆さまからのお便り、リクエストお待ちしております

第41回の放送は本日、4日土曜日午後1時から


そして、
『やいやい言うナ!』番組での裏話や、メーキング話をお送りしてます

今回から装いも新たにお送りします!!
あれは、1年前の4月。
わたくしは一本の電話で呼び出された。
呼び出した相手から聞かされたのは、
この世に、人を不愉快にする生物が存在している事実であった。
その者は、人の姿をして社会に溶け込んでいるつもりになっているそうで、
社会に厄介をかけまくり、しかも許されていると思っている厄介者である。
そこで、結成されたのが、秘密組織 厄介者撲滅班。
彼らは、何名で組織されているかも明かされておらず、普段はそれぞれが
職に付きながら極秘で任務についている。
そして、
彼らの追っている人を不愉快にする生物のコードネームは


わたくしは、厄介者撲滅班 Eradication team Yakkaida 通称E.T.Y.から協力要請され、
ヤッカイダーを誘い込みFM877の番組を持たせてもらうと言ういわゆるおとり捜査のおとり役を4月からしている。
この10ケ月の間で、ヤッカイダーの左手人差し指にしている指輪に見せかけた輪っかに
何かヒミツのカギがあることも分かって来ている。
しかし、ヤッカイダーの振る舞いは相も変わらずにいた。
今週の収録も終わり、
今月残りの週の収録日時を調整していると、ヤッカイダーが翌々週は都合悪いので日時の変更を言ってきた。
わたくしも、スタッフもすんなりと承諾し、違う日時に決まった。
わたくしは、忘れてはイカンと思い、すぐさま携帯電話のスケジュール帳に書き込もうとするが、
ナカナカ書き込めない。
結局、携帯電話のスケジュール帳は記憶容量一杯になってしまっていた。
それで、いらないところを消しこみしていると、

No.430 [不愉怪人ヤッカイダー]① (C) BoB Project 2012
『何を、さっきからチマチマと携帯電話をいじくってんのよっ

『ヤッカイダー、テメエの都合で日時変えといて、何を「チマチマと」じゃいっ

言いかかったわたくしの顔を見たディレクターが、
即座に合図で止めに入る。
そう、このディレクターもE.T.Y.のメンバーなのである。
おとり捜査がバレテしまっては、どうもこうもない。危ないところであった。。。
しかし、ヤッカイダーのこの言動は意味が分からない。不愉快にさせ厄介をかけることだけではないのか・・・
これが、不愉怪人・ヤッカイダーなのだっ!!
そうしていると、
これ以上、不愉快さが広がらないと判断したヤッカイダーは次なる仕掛けをして来た。

『ねぇ、BoB 今度、いもやんのお店へランチ一緒に食べに行こうョ

高らかにFM877のエースを狙うと宣言した!!
ヤッカイダーは何かを感づいているのかもしれないが、とんだ勘違いであった。
いもやんはエースのスターであるが、E.T.Y.のメンバーではない筈である。
No.430 [不愉怪人ヤッカイダー]② (C) BoB Project 2012
いもやんに矛先を向けようとは、小癪な真似をするものである。
しかし、このままではいもやんが危ないっ!! と思っていると、
何処からともなく現れ、渋い声がしてきた。

『来週の土曜日なら、俺は「オールライト」でランチしているぜィ。』と
声の主は、
な、何と、伝説のダンディー・俺・竜司であった。。。
ディレクターは仮の姿で居た、伝説のダンディー・俺・竜司っ!!
自分がいもやんのお店も護衛体制に入っていることを
正体を明かすことで知らせたのであった!!
No.430 [不愉怪人ヤッカイダー]③ (C) BoB Project 2012
こうして、今回以上の厄介事は、未然に防がれた。
しかし、
このミッションはまだまだつづくのである。。。
*******************************************************************************************************************************
この作品はフィクションです。登場する個人・団体・施設名等は架空のものであり、あくまで創作に過ぎません。
しかし、
これをただの作り話と受け取るか、不愉怪人の仕業と捉えるかは貴方に委ねます。
制作/著作 2012 (C)BoB Project