2010年07月01日

作品106 実録! ~首領来和の秘話~ FINAL  


  


身代金の受渡しも無事完了した後、
ついに、ついに、ドンちゃんの救出の時を迎えたface03

すると、
オーナー
「おい、お引取りやっ!!
準備せぃやっ。思いっきりサービス付きやで!」
と叫んだface08
(何せ、よう叫ぶおっさんやっicon10)

「へいっ!! わかりやしたicon23と珍しく軽いスキンヘッドの声。

そうこうしていると、
スキンヘッドが、ドンちゃんをダンボール箱に入れ現れたface08


No.106-① 首領・実録Final BoB Project 2010

しかも、
キッチンに居た、オーナーの妻なのか、何かのおばん付きだっik_20
その上、
おばんは両手に紙袋を持っていて、不機嫌そうな顔しているicon10
(まぁ、元々不機嫌そうな顔をしているが・・・)

オーナーは、紙袋をおばんから召し取り、

「暫くの間、このドッグフードをやったらよろしいワik_18
 それと、こっちは便所に敷く奴やナ。これら、詰めときまっさicon06
と言い、使いかけのドッグフードと、便所のパットを持たせてくれた。

そして、
BoB&プリンス選出隊は、ドンちゃんの身柄を引き取り、
「ほな、ぼちぼちおいとましますヮik_71
アジトを脱出する為声をかけたその時、
オーナー
「ちょっと、ちょっと、よろしいか。」と言いドンちゃんを取り上げたface08

このまま、ただでは脱出出来んとは思てたが、ここで来たかicon08と思い
腹立たしさから、オーナーに眼をやると・・・


No.106-② 首領・実録Final BoB Project 2010 

オーナーは、
ドン、ありがとうナ・・・
 しあわせにしてもらいやっ・・・」
ドンちゃんに話かけ泣いていたicon11

その姿を見て、思わずもらい泣きicon11
オーナー
 また和歌山へ来ることあったらドンを見にきて下さい。」
と声を掛けた。
すると、更に深い涙となり、
「ワシは事情あって和歌山へは行けまへんねん。おおきに。おおきに。」と呟いたik_85 
ならば、
「3ヶ月後、ドンちゃんを連れてまた、お邪魔しますik_96と提案した。
なぜか、涙はかれ始め、
「今月末には、ここ出て別のとこ行きますのやっ・・・」と我に返ってしまったface08

結局、
3ヵ月後、ドンちゃんの写真をメールで送ることで一応落ち着いたik_95

オーナーの気が変わらない内に、
BoB&プリンス選出隊ドンちゃんとサービス品の身柄を引取り、
アジトから脱出したik_20


No.106-③ 首領・実録Final BoB Project 2010

和歌山の家に着くまでは、ミッションの完了とは言えないicon09

「車やと、多分途中で、酔いまっしゃろナ。気ぃ付けたってやっ!!」との
オーナーからのメッセージを胸にし家路についたicon17


















帰りの車中では、久々に会うキャサリンプリンスドンちゃんと戯れていたface02

ダンボールではかわいそうと、予めキャサリンが用意していた網籠
(大型犬の子犬に籠って、しかもチョットサイズが合っていない...
流石、キャサリン!! ボケっぱなしスープレックス炸裂!!!)
で、
緊張している様子ながらもドンちゃんは過ごしていた。

やがて、帰路が堺あたりに差し掛かった頃、

プリンス、「ドンちゃん、ゲロ吐いたik_00と言った。

キャサリン
「やっぱり、そのオーナーさんの言う通り、車に酔うたんやヮ。」と続ける。

でっ、車を路肩へ停車させようとしたその時、



No.106-④ 実録・首領Final BoB Project 2010

「あっ!! 食べてもたik_00プリンスの声を聞き
ドンちゃんに目をやると、
おいしかった顔をしながら口の周りをねずってたik_95



そんな、こんなで
無事に帰宅し、晴れてミッションは完了ik_73

ドンちゃんは我が家の一員となったik_49



~ 3ヵ月後 ~

中学生ぐらいにまで成長したドンちゃんの写真を、オーナー宛に
メールしようとしたが、前のアドレスは消去されていた・・・

あの時のオーナーの涙は、ドンちゃんへの永遠の別れを告げていたと
思うとまた、涙が...

オーナー
ありがとうございます。
ドンはスクスクと横柄ながらも育っています。





 実録! ~首領(ドン)来和の秘話~ 
    ---  ---


  

2010年06月16日

作品100 実録! ~首領(ドン)来和の秘話~ 11


11「 身代金の受渡 」



そして、オーナーは高笑いをした後、
またまた、
我々、BoB&プリンス選出隊をリビングに連れて行ったicon10

いよいよ、ドンちゃんの救出の時は来たっicon09 と、
心の中で気合いを入れ直した
その矢先!!
「ほな、銭もろときましょか!!」オーナーからのストレートな要求が出たface07

「はっ、はい。」と答えて、身代金を探すicon10
ズボンのポケット、右、左・・・探せど探せど見当たらないicon10

焦りすぎからか、現場の空気が重く、重くのしかかってくる・・・

このアジトに潜入する際、
キャサリン『ここへお金、入れとくでっik_20って言っていたのは覚えていた。
しかし、それがどこかは見てもいなかったし、潜入で必死だったicon11

セワセワと焦っていると、プリンス
「これ、キャサリンから預かってるでっ。」
って言い、ポチ袋を裏向きでくれた。
「持ってたんやったら、はよ渡さんかエ!!」プリンスに八つ当たりicon08

ポチ袋をもぎ取り、そのままオーナーに手渡したik_20



No.100 首領・実録(11) BoB Project 2010 

「お年玉」の余ったポチ袋っ!!
しかも、低学年用のキャラクターが描かれた奴・・・
キャサリン... 何で、この袋を選択したのか・・・ ボケッぱなしのスープレックス炸裂だった!!

オーナースキンヘッドは、動きが止まってたface08

引きつった顔を見せた後、オーナー
ポチ袋を召し取り、中の現金を確認したik_04
「銭は、確かにおまっさ!」と言い、紙幣のみをスキンヘッドに渡した。

そして、小銭を入れたままポチ袋を返され、
「これは、値引き! サービスicon06と言った。

ホチ袋の中には、15円入ってたface07


  

2010年06月09日

作品96 実録! ~首領(ドン)来和の秘話~ 10


 10 「 合格祝い 」



何気に、オーナーからの父兄面接試験を通過した・・・

オーナーは
その後、やけにハシャギ出した様に見えたface07

少し興奮した様子で、リビングの隣の部屋への扉を開けたicon10

そこには、数人の女性が待機していたik_84
何の為の待機なのかik_19
まだ見ぬ一人の男が、携帯電話2つ3つを手にして焦っていたicon10

どうやら、この部屋には入る予定はなかったのだろう。
そのことを忘れるぐらいオーナーは興奮して、我々を隣の部屋に呼びこんだik_95

「早よう、こっちに、来なはれ!」

困っているのは、待機している女性たちと何より、携帯電話の男face08
「な、何でんの? しゃ社長っ!!」は叫んだ!
しかも、オーナーを社長と呼んだik_20

(注! 「隣の部屋」の風景イラストは、都合により省略させて頂きますことを、ご了承願います。)

すると、オーナーは
「じゃかましわい!!!  モモコやっ、モモコやっ!! 
それに、社長って言うなっ! ぼけっ!!」と一喝したicon09

それにしても、
モモコって誰? この待機している女性の中に居るのか?
一体何をしようとしているのか?
プリンスも一緒なのに・・・・ik_00

そして、隣の部屋に恐る恐る入って行ったicon10icon10

今度は、隣の部屋の窓を開けたik_20

バルコニーの端に隣接して、一匹の和犬がいたface07


No.96 首領・実録(10) BoB Project 2010 

それは、ボロボロ、ヨレヨレの姿だったicon15

オーナーは、
「これが、『ドン』の母親で、『モモコ』秋田犬ですヮface03
ちと、産後調子狂わしてますけどナ・・・face02icon10

モモコって、この犬のことだったface07
しかし、かなり傷んでいる・・・
今から思えば、顔はドンちゃんにそっくりやった様に思うik_40

「調子戻り次第、次は秋田犬の子供産みますのやっ!!
普通は、こんな状態やのに逢わさんのでっせ。
これは、特別やっ、特別サービスやっ!!」
と言いながら、
高笑いしていた。。。

なんと
これが、試験の合格祝いだったのだface08  

2010年05月30日

作品88 実録! ~首領(ドン)来和の秘話~ ⑨


 ⑨「 面接試験? 」



オーナーの叫び声は、
BoB&プリンス選出隊をリビングに呼びよせていたface08

こっちへ来なはれっ!!」
そして、叫び声はスキンヘッドに向け続く。
「その大きいオンタ、お持ち帰りやっ! 用意やりやっ!!」
スキンヘッドは素早く返事。「へい。」

オーナーが、ドンちゃんの名前を気に入ってくれ
用意出来るまでの、またトーキング・タイムなのかと思い
奥のリビングへ移動したface07

オーナーは、徐に血統書を見せてくれた。
ドンちゃん達兄弟の父親「ラブラドール犬」の物だそうだ。
正直見ても解らないik_85 しかも、すべて英文表示だik_20

そして、リビングの窓を開けたっ!!

そこには、流石最上階。大きなバルコニーが広がっていたface08
しかも、
窓の側面には、
競馬の出馬ゲージの様に縦方向のみでしか居られない
特注ゲージが複数並べられていたik_00

オーナーは、そのゲージの中ひとつを開け、
「これが、『ドン』の親父で、名前は『ボス』といいますのやっ!!」
と言ったik_20


No.88 首領・実録⑨ BoB Project 2010 

と、その瞬間「ボス」は狭いゲートにシッポをぶつけ
どっどっどっどっ・・・・と音をたてながら
顔をベロベロ舐めて出迎えてくれたface03

なぜか、オーナーは驚いていたicon10
「あんさん、何モンやっ?!
ボスは、このワシ以外は誰もよう相手でけんねや! 他のモンは皆かまれとるんやでっ!!」

と言ったicon08

「何か、はなからボスに噛ませる魂胆やったんかっ」
と心の中で叫んだ・・・・ik_85

どうやら、オーナーなりの
「ドンちゃんの飼い主に相応しいかどうか?」父兄面接試験だったのだicon09・・・
  

2010年05月28日

作品86・87 実録! ~首領(ドン)来和の秘話~ ⑧


 ⑧「 名は首領(ドン)!! 」




寝室での思わぬご対面をした、BoB&プリンス選出隊であった。。。

ご対面を満喫しようと思っていた矢先、
オーナーから、
「この部屋は使える時間が、限られてますんやik_20
なんやら、急かされ出したicon10


No.86 首領・実録⑧-1 BoB Project 2010 

6兄弟と聞いていたが、一番かわいいオスはベットの上に
ゲージに入れられていたik_19
オーナーに聞けば、もう行き先が決まっているとか…
(ならば、なぜこの場に連れてきたのか?しかも、ゲージに入ってる!! 意味解らんik_20)
結局は、オス2匹、メス3匹からの選択権利を与えられたicon10

そこで、
オーナーにまたまた質問した。
「我が家の犬は、オスと決めています。
この中で、お母さんのおちちを一番に飲みに行くオスはどの子ik_19

すると、
「あのベットの横のボックスに頭突っ込んでるのが、そうでんな。」
見ると、他の兄弟より一回り大きく、周りのことなど気にもしていないface07
超マイペースな奴だったicon10

何か急ぐ様に、オーナーは
「あいつは、やめときなはれik_20手焼きまっせーっik_01
ボーズの服のひもを引っ張ってるのおりまっしゃろ。あの子は、大人しいエエ子でっせ!
おすすめのメンタですface02って言ったicon08
(オーナーは何聞いとんねん! オスやって言うとるやろっ!! また、セリフはポンビキかっ!!! と心の中でツッコんだik_00)

結局、
プリンスが選択することとなり、
「あの一番大きい子」と言い、
オーナーが手を焼くと言ったオスを選んだik_20

するとオーナーは、
「さっきに、言いましたやろっik_20
悪い事いいまへんてっ! やめときなはれ!」
と怒り気味に言った・・・

そこでこう言ったicon22
「我が家の犬は
もう名前決まってます。『ドン』言います。『首領』と書きますねんik_49


すると、

オーナーはこの日唯一の笑み、
それも悪い笑みを浮かべた
ik_84

そして、
「エエ名前やっ!!
気に入った。こいつにピッタリやわik_18
と言い
部屋を急いで出て行ったface08




No.87 首領・実録⑧-2 BoB Project 2010

間もなく、リビングの方から
オーナーの何やら叫ぶ声が響いて来たik_00  

2010年05月16日

作品76・77 実録! ~首領(ドン)来和の秘話~ ⑦ 

⑦「 まさかのご対面!? 」

その後、
オーナーとの(手を見ながらの)対談は30分程続いたicon10

やがて、
横ではアイス・ココアを飲みほしたプリンスが、退屈しているik_20
マズイ・・・icon11 しかし、犬の気配は無い・・・

覚悟を決めて
オーナーに一言発したik_85
「そろそろ、犬を拝見できないでしょうか?」
多分、声はひっくり返ってたと思うik_00


No.76 首領・実録⑦-1 BoB Project 2010

すると、
オーナーは、キッチン内で待機していたあのスキンヘッド
「おいっ!! 子犬の用意できとんかっ!?」
荒々しく怒鳴ったik_84

スキンヘッドの強面おいやんのビビリ方に、小心者のわたくしは驚いたface08

どんだけ、怖い思いさせられてるんやろうと思い、
横にいるプリンスが、ビックリしていないか気になった。。。

見てみると、それより退屈をこじらしている方が強く
それどころではなかったようだface07

スキンヘッドは、
「へい。只今。」と言い
リビングのドアを閉め、玄関の方向に小走りで行った。

その際に、「とろいやっちゃの~・・・」と
小声で呟いたオーナーの一言を聞いてしまったface07

約10分後、

スキンヘッドが戻って来て、
「用意出来やした。」
とちょっと得意気に言ったicon05

そして、
BoB&プリンス選出隊はなぜか玄関の方向に案内された...

玄関横の普通であれば寝室などに使用するであろう部屋のドアを
スキンヘッドはノックしたik_95
部屋の中から、「はい。」との回答。このくだりは何なのかik_19

何かの合図の様なやり取り後
ついに、ドアは開かれたik_95


No.77 首領・実録⑦-2 BoB Project 2010 

家畜臭い・・・ik_74

生活観、いや現役バリバリの寝室(何に使用しているかは・・・face07)が、家畜臭い!!
今、まさにゲージから出された感ムンムン
ドンちゃん達が解放されていたik_49

こんなところで、まさかの対面だったicon12  

2010年05月04日

作品65・66 実録! ~首領(ドン)来和の秘話~ ⑥

⑥「 オーナー登場!! 」

そうこうして、やっとのことでアジト?の中枢である
奥の部屋へ、BoB&プリンス選出隊は差掛ろうとしていたicon10

その時!!
ボスいやっ、オーナーが遂に現れたik_84

No.65 首領・実録⑥-1 BoB Project 2010

今時、コテコテの大阪の言葉である"でんがな、まんがな"弁でお迎えしてくれたik_20

その上、
個性豊かにも程がある!!
甚平の下に、長袖の白シャツっ
異常な程の、左手小指の太さっ
(そして、1本だけ曲がっていないface07)
笑顔だが、目は笑っていないik_00

とっても、ユニークicon05

そして、
奥のリビングに入っても、ユニークik_00

額に入った数々の賞状(ブリーダー認定物)の中に忍んでいる
仁義、任侠の文言っ
テーブルの上に置かれている
刀置きの台っに無理やり置かれたダンベル10kgっ

No.66 首領・実録⑥-2 BoB Project 2010  

その後、
しばらくソファーに座り、探り合いがつづくicon11

部屋には、人は数名いるが犬の姿が無いik_20

オーナーの小指が気になり、そればかり見ている。
オーナーの顔をおそるおそる見ると、
オーナーは、わたくしの両手を見てしゃべっていたicon10
当時、空手道場に通っていたわたくしは、形から入る為、
毎日拳を棒で叩いて潰していたik_70

お互い、手に話かけていたface07


緊張が続く中、

「なんか、飲みまっか?」と優しいお言葉をいただいたik_75
アイスコーヒーをお願いした後、
プリンスにも聞いてくれた。
「ボーズは?」
すると、プリンスは
「何あんの?」と問い返したface08
オーナーは暫く沈黙・・・
その後、
「アイス・ココアやったら出来るなぁ」と女性スタッフに言い聞かす様に言ったface08
プリンスは、「それで、エエわik_20」と上から言うik_00


そして、
お茶をよばれながら、まだまだ探り合いは続いた。

一体、ドンちゃんはここに居るのだろうか・・・・  

2010年04月21日

作品57・58 実録! ~首領(ドン)来和の秘話~ ⑤

⑤「 オーナーの影 」

BoB&プリンス選出隊は、ついにアジト?に潜入しようと試みるik_85

まずは、マンション入口のセキュリティー解除からだ。
(正式には、インターフォンを鳴らし正面玄関を開けてもらうだけなのだが...)
しかし、程よい緊張感icon10で一杯であった。

正面入口のインターフォンで部屋番号を入力し呼び出すと、
偉く低い声の男が出た。
以前に会話していた相手かも判らないが、すでに誰が誰なのかもう判らないik_00
そんな状況下、正面入口を突破ik_20

エレベーターで最上階へ昇った。
しかし、マンション内は静かすぎるほど静かだったicon15
エレベーター内で、プリンスと直前の作戦会議!!
色々伝えたかったが、結局、
「ええか、いらんことしゃべんなよっik_20って
伝えたのみで、最上階に着いたface08

指定された、部屋番号の部屋は最上階の一番奥だった。
部屋入口のインターホーンを押すと、
先ほどの低い声の男が出て、
「ああ、BoBさんですね。少々お待ち下さい。」と言った。
我々、選出隊は「ついに玄関ドアが開けられる。」と待っていたicon10

すると、ドアは静かに開いた... が、

No.57 首領・実録⑤-1 BoB Project 2010 

チェーン越しの顔確認だったicon08
インテリ風の暗い感じの兄ちゃん。これが低い声の男ik_00
しかし、どこまで警戒すんねんっik_01

その上、「息子さんは?」と言いプリンスの確認まで...
(一回で確認したいなら、チェーン外してドア開けろっicon09

こうして、
選出隊の顔見せ完了したが、ドアは閉まり暫く待たされたface07

そして、ついに
玄関ドアは開けられたのだったicon12

No.58 首領・実録⑤-2 BoB Project 2010 

スキンヘッドのおいやんっ(ちゅーても、年下かなぁ...)
こいつが、いやっ、この方がボス、いやっオーナー?
すると、スキンヘッドは
「どうぞ」と中へ入る様にすすめて来た。

そして、
部屋の方見ると、もう一人中肉中背のおいやんの影がっicon10icon10
あれが、オーナーなのかik_19
  

2010年04月05日

作品50 実録! ~ 首領(ドン)来和の秘話 ~ ④

④「 アジト?!着 」

そうこうして、何とか到着したicon10

途中、再度携帯で連絡を取りながらの到着であった。
また、その際の電話相手は今までとは違う男の声だった。
一体、何人のスタッフik_19がいるのやら....

そして、
聞かされていたマンション名の建物の前で、まずはビックリik_00
こんな高層マンションで、ブリーダーをやっている?

再び、携帯で到着連絡して、もう一丁ビックリik_20
またまた、違う声の男が出現!!  声色つことるんかicon08

止めは
その電話相手の言葉にビックリicon05
「その銀色のポロが、BoBさんですね。」って、
マンションの入口は、側面にあり部屋からは見えないはずface07

冷静になり、マンション入口を見れば、
無駄な数のカメラが・・・

No.50 首領・実録④ BoB Project 2010 

これって、アジト?!ちゃうんかいik_01

しかし、驚いてばかりではいられず、
愛犬ドンちゃんを救出するべく、車内で我が一家は緊急のミーティングを実施した。

結果、
キャサリンは自己申告にて、車内待機ik_20
BoB&プリンスコンビで救出に向かうこととなった。

さあ、いよいよアジト!?に潜入だっik_96

  

2010年03月19日

作品45 実録! ~ 首領(ドン)来和の秘話 ~ ③   

③「 生野の旅 」

そして週末、
我々一家で生野区目指して旅立った。

教えられた住所を旧型のナビに登録し、その部屋番号らしき数字から
高層マンションであろうと判断し、高層マンションを探し求めてさまよい続けるのであった。

高速を降り、生野区に入ったところで携帯連絡してみた。
すると、以前電話で話しをした人間とは明らかに違う、更なる男が出た。

何せ、田舎者の我々が現在地を説明してもなかなか通じない。
やがて目的箇所とは離れてしまい、付近での聞き込みも当てにならずicon10
やはり、高層マンションを探して走ることとなった。

No.45 首領・実録③ BoB Project 2010 

そして、何とか高層マンションの間近まで来ていたのだったik_85  

2010年03月07日

作品42 実録! ~ 首領(ドン)来和の秘話 ~ ②  

②「 疑惑の通信 」

落札後、1通のメールが送られてきた。

内容は、
「おめでとうございます。2~3日後、着払いの宅急便で商品をお送り致します。」
って、宅急便!商品!って、やろっ、きてるんやで、って一家で声を揃えたik_01

我家の愛犬は、オスと決まっていたこともあり、
このままでは、オス、メスどっちが来るやらで、送られてきたアドレスに
「貰いに行きたいので、連絡欲しい」と自宅の電話番号も明記し、メールを送った。

待てど、暮らせど、連絡は来ないik_00
返答催促のメールをストーカーの如く乱発した。

そして、1週間後やっと1通のメールが届いたik_20

「オス3匹、メス3匹の6兄弟ですので、お選び頂けます。」との内容で、
メールの送り主は女性であることを、やけに強調していた。
しかし、貰いに行くことに関しては、一切明記されていない。
オスが欲しいと言う内容と週末に貰いに行きたいことに付け加え、電話連絡欲しいとメールを送った。

そして、その日の夕方、一本の電話が入った。

No.42 「実録・首領」② BoB Project 2010

個人名の若そうなからであった。
まずは、場所を教えてと言うが、なかなか言わない。
やっと、教えてくれたのは大阪は生野区の住所であった。
大阪、生野であれば充分貰いにいけるface02
と、伝えるが一度、電話を切られたface08 やけに慎重やっicon10

夜更けに、電話が鳴った。
個人名の今度は、ドスの利いたからだった。
週末の取引の了承連絡だった。

こうして、我々一家は生野区へ、ドンちゃんを貰いに行くこととなったik_34

  

2010年03月06日

作品41 実録! ~ 首領(ドン)来和の秘話 ~ ①

ドンちゃんの5歳誕生日であり、我家のある和歌山に来てもうすぐ5周年を記念して、
ドンちゃんの来和秘話を実録でお送りします。


①「 ネット・オークション 」 

話は、平成17年4月にさかのぼる。

その日帰宅すると、当時、小2の倅「プリンス」と今より若干若い愛妻「キャサリン」は、
ネットを見て何やら騒いでいたik_95

「見て見て、可愛い子犬!
BoBの好きそうな大型犬やでっ。」って、キャサリンが言った。

「どれどれ、」何て言いながら見てみるとオークションではないかik_20
すると、今度は「ねえ、入札申し込みしてみよう。」とプリンスが言い出した。

「どうせ、落札なんかできんやろっ。」と高を括り最低額で申込んだ。

No.41 「実録・首領」① BoB Project 2010  

すると、忘れた頃に落札された合図が...  他に入札している人がいなかったik_85

そんなこんなで、我家に大型犬の子犬がやって来ることとなった。

と、この時点では、まだ単純に喜んでいた。。。。