2010年10月23日
作品172 実録!! ~首領(ドン)去勢の事実~

実録シリーズ第二弾!!
首領(ドン)去勢の事実 第十〇話
「 女・ドンちゃん登場! 」
冷たい戦争中の平日は、キャサリンの大奮闘でしのいでいた。
では、
休日となると、愛の一家及び、ドンちゃんのストレス発散の為、
必ず全員で外出していた

とは言えども、外出先は殆ど"ドッグラン"だった。
ドンちゃんがここで疲れる程、動きまわれば大人しく寝るだろう
と安易な考えからだった。
しかし、それがまた、命取りに・・・
そこのドッグランに初めて行った時に、いろんな犬たちと交流しようと試みたが、
結果、うまくいかず、ケンカを吹っ掛けて満足してたのは
ドンちゃんだけだった

これでは、ドッグランの社交場は無理と判断され、
個人部屋にまわされた・・・ しかし、それも仕方が無い判断だった

真新しい個人部屋は、周囲を板と杭で仕切った広いスペースだった。
そこへ、案内してもらって、ドンちゃんをリードから離した
その瞬間!!

No.172-① 首領・実録Ⅱ-10 BoB Project 2010
部屋の仕切りに突進!! そして、バキッとどえらい音がしたっ

仕切り板に得意技の一つである"ヘッドパット"をお見舞いし脱出

他の犬がいる社交場に向かい一目散にかけて行ったのだ・・・
なんとか、社交場乱入は阻止し、その日は家路についた。
ドンちゃんはまだまだ元気だが、愛の一家はヘトヘトだった

後日、"ドッグラン"に行った

今度は初めから、個人部屋を借りたのだ

すると、スタッフのおねえが、
自分が担当しているボルゾイとラブのハーフ犬のメスをこの部屋に入れてみようと
言ってくれた


No.172-② 首領・実録Ⅱ-10 BoB Project 2010
おねえは、前回からドンちゃんに興味をもってくれエラク気にかけてくれていた

(しかも、おねえはチャーミングと来たっ

このボルゾイとラブのMIX犬は、名前を「ビッグ」と言い、
兄弟の中で一番大きくそしてお転婆だそうで、誰も相手出来ない言わば女"ドンちゃん"なのだ

さて、合わせ鏡の様なご対面はどうなるか、
楽しみにして、ビッグの登場を待っていた

そして、
おねえがビッグを連れて来てくれ、リードを取って約数秒間たわむれた

その後は

No.172-③ 首領・実録Ⅱ-10 BoB Project 2010


その姿を見たキャサリンが
「情けない・・・」と呟いた...
----- to be continued ------