2013年07月19日
作品623 ぼぶろぐ - 世直シリーズ 切諫 - 白良浜㊦


【切諫in白良浜】 ㊦
気分良く日焼けを楽しんでいたわたくしの後方から
突如現れた

関東弁の声の主は、
年齢が20代後半から30代前半ぐらいの
いちびった感じを醸し出す三人組だった

No.619-④ BoBLOG 『切諫SEKKAN』 BoB Project 2013
『白良浜って言っても、狭いジャンかっ

浜辺の方へ行こうとしていた

わたくしは『何じゃこいつら

日焼けを続けていた

すると、
関東弁3人組は浜の手前である、
わたくしの左手前方のところで立ち止った


そして、

No.623-① BoBLOG 『切諫SEKKAN』 BoB Project 2013
3人が一斉に上着を脱ぎ捨てたのだっ

そこに登場したのは、、、

No.623-② BoBLOG 『切諫SEKKAN』 BoB Project 2013
洋柄、和柄、洋柄 の刺青であった

洋柄は部分ポイントだけだったが、
真ん中の和柄は、背中一面だったのだ


わたくしは、その光景を見た瞬間
『ここは、刺青モンは来たらアカンのじゃっ

関東モンがナメくさって

切諌することにしたっ


No.623-③ BoBLOG 『切諫SEKKAN』 BoB Project 2013
『おいっ、にーやんらっ

寝そべったままで、近くに来るよう伝えるわたくし。
すると、
『あーっ


寝そべったわたくしの近くまでやってきた

『にーやんら、
ここ、白良浜は刺青禁止やっ

ここから、立ち去るか、刺青めーやん様に上着羽織るかのどっちかやっ

『へ~っ』とぬかしやがった


そこで、
浜辺の方を指さし、
『見てみィ

地元の現職さんもウェットスーツ着てここのルール守ってらっしょっ

にーやんらは、現職さんに悪いと思わんのかェ


No.623-④ BoBLOG 『切諫SEKKAN』 BoB Project 2013
って、言うと、、、

関東弁3人組は、
『もう、行こうぜっ。』と言いながら、
白良浜を後にした

その後、
わたくしは何も解っているはずもない現職さんと目があったので、
一応、会釈を交わしておいた

『現職さん、あなたの努力は無駄にしませんでしたョ』と心をこめて・・・
No.623-⑤ BoBLOG 『切諫SEKKAN』 BoB Project 2013