2014年03月22日
作品692 ぼぶろぐ - プロレス会場にて -
【プロレス会場にて】
ここんところ、またまた
何年ごとかにやって来る、プロレスにはまっている
きっかけは、CSでやっているWWEだっ
しかも、そのWWEがこの夏、大阪にやって来ると言うではないかっ
一昔前は、本当によく会場に足を運んだ・・・
あれは、
まだわたくしが20代前半の頃・・・
人より少しだけ大きいわたくしの服は、
当時、地元では殆ど売っておらず
常に大阪のスポーツ店でジャージ系を購入するか、
プロレス雑誌に載っている通販で購入するかのいずれかであった
そして、
この時も、上はスポーツメーカーのパーカー
ズボンは
当時マニアの間で流行っていたバギーパンツというイデタチだった
会場でジッとしていられないわたくしは、
大人が殆ど寄ってこない、選手の入場通路の側面で
選手の入場を今か、今かと待っていた
No.692-① BoBLOG 【プロレス会場にて】 BoB Project 2014
すると、わたくしの後ろから小学生の会話が聞こえてきた・・・
少年A『押すなよ!!』
少年B『だって、このレスラーで見えやんよっ!!』
「エっ? どこへレスラー来た?」とわたくしは思い、後ろを振り返ると、、、
少年A『ほらっ、こっち向いたやんかっ?!』
と、
わたくしに向って言った。。。
「そうか、わたくしはプロレスラーに見えたか。。。」と凄く気分よくなるのと同時に
子供の夢を破ってはいけないとも思い、
『おいおい、押しちゃーダメだよ!! 押しちゃーっ!!』とプロレスラーに成りきった
少年達は素直に、
少年A・B『は~い』
少年A『ほれみ~、怒られたたなないかっ!!』
少年B『ごめん、ごめん・・・』と
何の疑いも無く、子供の夢を守ることが出来た。。。
そして、
わたくしの20代後半の頃には、、、
いつものイデタチ、
今回は赤のジャージ姿で観戦に出かけた時、
会場の駐車場から歩いていると、
側面の出入り口を発見した
まだ、開場まで時間があったので
わたくしはソコ扉を開け中に入った
すると、
そこは関係者の出入り口だった様で、、、
No.692-② BoBLOG 【プロレス会場にて】 BoB Project 2014
同じ赤色のジャージを着た、若手選手やスタッフが開場に向け
慌しく動いていた
そんな中、
わたくしを見つけた若手が、
『お疲れッス』、それに続いて数人が『ウッス!!』と声をかけてきたっ
わたくしは、「入場してしもたっ!!」と、またまた気分よくなると同時に
若手の夢を壊してはいけないと思い、
『ウィ~スっ!!』と手を上げながら挨拶し会場まで進み
プロレスラーに成りきった
そして、そして、
わたくし30代前半の頃、、、
久々に会場に行こうと計画していたが、
当日になって、
ノッピキならぬ用ができ、ひと段落着いたのは
午後8時すぎであった。。。
「今からやと、メインの選手の出待ちに間に合うかっ」と諦め切れず
仕事のスーツ姿で会場に駆けつけた
会場に行くと、
既に全試合は終わっており、雨が降っていたせいか
後片付けをするのにザワ付いていた
その様子を近くで見ていたわたくしの元へ、
ひとりの若手選手が寄ってきた
No.692-③ BoBLOG 【プロレス会場にて】 BoB Project 2014
そして、、、
『お疲れッス 次の会場は○○ですよね』と尋ねてきた
「スーツ姿では、プロモーターか何かに見えるんか・・・」とちょっと気分悪くなったが
こんなことで若手の夢を壊してはいけないと思い
『ヨシダ(長州)監督に連絡して確認しろっ!!』と言った
すると、
『わかりました』と素直に
会場にダッシュして行った
しかし、
プロレス会場には様々な思い出が一杯ある
また、行きたい病が始まって来た
この年になった今は、もうジャージはアカンなぁ・・・
Posted by BoB at 22:41│Comments(2)
│ぼぶろぐ (らくがき集)
この記事へのコメント
若手レスラーにレスラーと間違われるなんてあるんですね(笑)
Posted by ニコラス at 2014年04月05日 10:39
あったんですよ・・・
外人レスラーと間違えてたりして。。。
外人レスラーと間違えてたりして。。。
Posted by BoB at 2014年04月05日 11:38