2011年05月09日
作品280 実録!! ~首領(ドン)格付の闘争~


第十〇話 「 海水遊泳 」
ドブにどべりこんでからのドンちゃんは、ドブの側面を通る間だけ、

No.280-① 首領・実録Ⅲ-10 BoB Project 2011
わたくしよりやや後ろにポジションを取る様になった

これが、通常の散歩のポジションであるはずなのだっ!!
しかし、
あくまで、ドブの側面を通る時のみだっ

ドブの側面ばかりで散歩出来ればいいが、そうも行かず、
そんな
まだ海開きをしていない初夏の頃、
愛の一家で、近くの浜辺にBBQをしがてら
ドンちゃんを泳がして疲れさそう作戦に出た!!
ドンちゃんは、
ご存じの様に、
黒ラブのボスを父に、秋田犬のモモコを母に持つ
ラブ田犬であり、秋田ドールなのだっ

なのでか、
何せ水が大好きである

これはラブのDNAなのか、池、川、海何でもこいだっ!!
この時も、

No.280-② 首領・実録Ⅲ-10 BoB Project 2011
BBQの用意もそっちのけで、いきなり海へ一直線っ!!
プリンスと二人一緒に、ちょっと早い海水浴だった


No.280-③ 首領・実録Ⅲ-10 BoB Project 2011
ちょっと、水温が低く寒かったが、なかなかな調子で泳いでいた

しかし、
泳いでいる時のドンちゃんの表情は『無』だ

『もっと、嬉しそうに泳げっ!!』と言いながらも
よしよし。もっと泳いで疲れろ、疲れろっ!!と思っていた

その矢先に、

No.280-④ 首領・実録Ⅲ-10 BoB Project 2011
Uをかまし、浜に帰ろうとしているではないかっ

そうは行くかと、ドンちゃんの顔を沖の方へ押し向けた

もう、しんどかったのか、
それからはチョッと泳いではUターンしようとして、
わたくしに沖へ押し向けられとのやり取りが数回続いた

そして、
『まあ、このへんでエエかっ。もう一回BBQの後で泳がそう。』と
後ろからついて来ていたプリンスに言ったが、
プリンスは何かを察知したのか、先に浜にあがっていた

何なよっ!!と思いながら
ドンちゃんと浜にあがると、
すぐに、

No.280-⑤ 首領・実録Ⅲ-10 BoB Project 2011
ボディーに両手突きをぶち込まれた

濡れた体のまま、両手突きをぶち込む姿は
『下位のくせに、無理やり泳がせやがってっ

しゃべっていた

一緒にあがるともっとヒドイ目にされることを、
わたくしより下の順位にされているプリンスは察知したのだろう・・・
--- つづく ---
Posted by BoB at 00:55│Comments(0)
│実録シリーズ③ 『首領(ドン)格付の闘争』